警備員は交通誘導検定などの資格取得でキャリアと年収UPを目指そう! | 大人の転職応援団

警備員は交通誘導検定などの資格取得でキャリアと年収UPを目指そう!

警備員は交通誘導検定などの資格取得でキャリアと年収UPを目指そう!By:チュウケイ株式会社

警備員という職種を聞くと、人員整理によりリストラされた中高年層の再就職先の印象があると思います。労働条件的にも、勤務の時間が不規則で給与の方も低賃金なイメージがあるのではないでしょうか。

事実、警備員の仕事は2交代制など夜勤がある会社もあり、一回の勤務時間も長く、年収は300万円ほどです。

「高速道路で一日中、棒を振って仕事なんてしたく無い!」という声があるように、

車の通行が多い高速道路での業務はかなり危険である
夏は暑く、冬は寒く、雨の中でも仕事なのは過酷
一日中、立ちっ放しなので体がキツイ
文句や侮辱的な言葉を吐かれる

など、他の仕事には無い過酷な条件を考えると、決して楽な仕事とは言えないからでしょう。

しかしながら、実は、国道や高速道路などで交通誘導をされている人は、「交通誘導検定」という名称の資格を所持しており、警備員の中でも上のポジションに位置している存在なのです。

それでは、あまり知られていない、警備業界でのキャリアと、必要な資格について紹介していきたいと思います。

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警備業界でキャリアアップに必要な国家資格

「交通誘導検定」は何かというと、警備業務検定と呼ばれている警備員の国家資格のことです。

1:施設警備業務
2:交通誘導警備業務
3:雑踏警備業務
4:貴重品運搬警備業務
5:核燃料物質等危険物運搬警備業務
6:空港保安警備業務

の6つを含んでいます。この中でも特に必要なのは、1の施設警備業務と、2の交通誘導警備業務になってきます。これらの資格を所持していると有利で、働くことが可能な現場も格段に増えますし、比例して給料も上がっていきます。

もし、職場を変えたくなった場合でも、比較的、楽に転職する事が可能になります。

警備員として、給料を年収300万円から上げていくためには、必要な資格を取得して、警備することが可能なフィールドを広げていく事です。

最低3年間の経験を積んで、それから警備員指導教育責任者に合格し、管理職にランクアップしていくのが、警備員でのキャリアアップ方法です。

資格取得は会社がバックアップしてくれることも多くありますが、何も勉強しないで取得できるほど簡単ではありません。

適当に日銭を稼ぐために警備員の仕事をやっている人では受からないレベルであり、逆に警備員業界で真面目にキャリアアップを目指している人であれば、ちゃんと勉強すれば取得できる資格です。

警備員協会のキャリアアップのスタイルは次のようなものが典型です。

見習い期間(資格無し)年収200万前後

一般警備員(各資格2級習得)年収200万~250万前後

副隊長(各資格1級習得)年収300万前後

隊長(警備員経験3年以上)年収330万前後  

教育係~管理職(クライアントとの打ち合わせ業務など)年収350万~400万前後

全体的に見た場合、決して高すぎる年収ではありませんが、仮に定年前後の60歳くらいで入社したとしても、63歳には年収300万円を稼ぐ事も可能なため、高齢者の転職先としても人気があります。

向上心がある人は警備業界で勝ち抜くことができる

警備業界というのは受け皿が大変広く、50代や60代の中高年層以上でも転職が可能な業界です。

変な言い方になるかもしれませんが、警備業界の中には、向上心が高すぎる人がゴロゴロといるわけではありません。

生活費を稼ぐためだけに、何となく警備業界で働いてる人も多く、そのようなあまりやる気のない人達は、資格の取得にも真面目に取り組むことはありません。

という事は、積極的にキャリアアップを目指そうとしない人達を一気に出し抜いて、指導的立場である管理職の座に就くことが可能になるわけです。

やる気と向上心と積極性を持ち合わせていれば、組織の中でも上位の方へ行きやすい業界というのが、警備業界のメリットと言えると思います。

警備業界の中でもオススメは施設警備中心の会社

警備業界未経験者の方は、いざ警備会社に転職しようと思っても、どこの警備会社が自分に一番合っているのか分らないと思います。

まず言えるのは、交通誘導の警備をメインにしている会社は避けたほうがいいと思います。

交通誘導関係の仕事は、時期や季節によって全く仕事がなかったりするので、施設警備をメインの業務で行っていて、サブの位置で交通誘導もやっているという会社を狙った方が良いでしょう。

どこの業界もあるでしょうが、警備業界にもブラック的な会社があって、資格の偽装問題などのトラブルも起こったりしています。

警備業法に違反した事をしているブラック企業などは、各地方の県警のホームページで情報が公開されているので、経営者の名前や掲載されている情報を見ておくと、法律違反をしているブラック系の警備会社を避けることができます。

警視庁 | 警備業法に基づく行政処分の公表

大阪府警察 | 警備業者に対する行政処分状況のお知らせ

愛知県警察 | 警備業法に基づく営業停止命令、指示等行政処分の公表

3年我慢して資格取得を目指そう

ブラック企業ではない、良い警備会社に入社できたとしても、警備業界というのはなかなか厳しい業界です。給料が安すぎて辞めたくなる事もあると思いますが、資格取得を目指して3年間我慢して頑張れば、あなたの望むキャリアを掴むことも可能になってきます。

中高年層(50代・60代)から再就職をするとなると、転職が可能なジャンルもかなり絞られてきますので、将来のキャリアを見据えて我慢する事が大事になってきます。

そのためには、しっかりとした目標達成の期限を設けて、それに向かって計画を立てましょう。期限をちゃんと決めておかないと、毎日の行動がだらけてしまい、徐々にやる気も低下してしまいます。

「もっと自分は努力できたはずなのに…」と後になって後悔しないように、今日できることに全力で取り組んでいきましょう。そうすれば、きっとあなたの人生はより良い方向に向かっていくでしょう。

警備員の仕事にも、もちろん、やり甲斐があります。すれ違う人で「今日もお疲れ様です。」「暑いですけど頑張ってください。」などと、声をかけてくれる優しい人もいます。

そして、元気よく仕事をしている警備員さんを見ていると、周りの人もついつい声をかけたくなってくるものです。

うつむき加減で、いやいや仕事を行うのではなく、上を向いて元気よく、与えられた業務をこなしていれば、必ずその姿を見てくれている人はいるのです。

やる気を持ってポジティブに仕事をしていれば、プラスの好循環が生まれてくるので、明るく元気に警備の仕事をしていきましょう。

転職サイトに無料登録して優良案件を探してもらおう

警備員の仕事をしたいのであれば、転職エージェントに無料登録しておくと、仕事探しがスムーズになります。

というのは、転職エージェントが探し出してくれる企業は、信用があり業績も安定している場合が多く、人材教育のシステムもしっかりと作られていることが多いからです。

是非、転職エージェントに無料登録して、自分に合った警備会社を探し出してもらい、警備の仕事を頑張っていきましょう。

掲載料が無料のハローワークなどは審査も甘く、ありえないようなブラック案件が掲載されていることも少なくありません。

従業員をゴミのようにポイ捨てする「アコギ」なブラック企業もあるので、できるだけたくさんの求人案件に目を通して、取捨選択する力を身につけましょう。

自分と相性がぴったりな、優良会社に入社できれば、それこそ定年まで勤務する事も可能なので、あなたが良い巡り合わせに当たること願っています。

プロの転職エージェントと協力して、キャリアアップを目指していくのに最適な転職サイトを下記で紹介したいと思います。参考になさってください。

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