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事故・怪我・病気などで長期入院。やむを得ず「既卒」になってしまった場合、どんな就職ルートがあるのか?

転職活動応援コラム
By: taylorandayumi
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就職課や就職ノウハウ本、ネットなどで何度も言及されることは、「既卒」になると就職活動が厳しくなるという事です。何とか「新卒」のうちに内定を取ろうと多くの学生が必死になっています。

しかし、卒業に必要な単位を取得したにも関わらず、突発的な事故で怪我を負ってしまったり、病気を患って体調不良になってしまい、図らずも入院しなければならなくなり、企業からの内定を取れないまま「既卒」になってしまった場合どうすればいいのでしょうか?

原則的には、4年生の前期の段階で全ての単位を取得していれば、計画的な就職留年をする事はできません。もちろん、各大学にもよるのですが、ほとんどの大学は「お役所仕事」的なシステムで運営されており、基本的に例外は認めてくれません。

一応、相談してみる価値はあると思いますが、話が通らなかった場合は諦めて、「既卒者」という肩書きを背負って就職活動を始める事になります。しかし、「新卒者」とは違って「既卒者」になってしまった場合、所有していた有利なカード「新卒特権」を諦めなければならなくなります。

大企業に対して「新卒プラチナカード」を切って入社するチャンスがなくなる

当たり前ですが、就職活動の時期に大企業には、何千人何万人という就職希望者が大群となって押し寄せてきます。

本人の意図しない不慮の事故による怪我や病気といった止むを得ない理由であっても、「新卒枠」の争奪戦にエントリーさえ出来なかった人を特別枠としてピックアップし、わざわざ敗者復活戦を開催してくれるほど大企業は暇ではありません。

どうしても、その大企業で働くことを諦めきれないのであれば、数年後、ある程度のキャリアを積んでから、中途採用枠を狙い再挑戦するしか方法はありません。

このあまりにも日本的なシステムを不条理だと嘆いていても仕方がありません。現在、「新卒一括採用」という世界に類を見ない日本独自の雇用システムが存在しているなら、そこにフォーカスして合わしていくしかないのです。

「既卒者」に対しての求人案件はかなり減ってしまう

既卒者が行う就職活動はなかなか厳しく、あまり良い求人案件が見つからないのが実状です。まだ、第二新卒者の就職活動や、キャリアアップを求めてのキャリア転職の方が活気があるといったところです。

新卒者と違い既卒者は、就職活動を有利に進められる新卒の時期に、内定を勝ち取ることに失敗した学生だと思われることが多くあり、そこに付け込んでブラック企業(飛び込み営業や勧誘、労働基準法無視の長時間強制労働)などが、逆に既卒者を狩りに来るといったことがあります。

新卒時の就職市場では、引く手あまただった自分の存在が小さくなり、どれでも自由に選択する事ができた優良求人選びが、砂漠の中で小さなダイヤの原石を見つけ出すような難しい作業になってしまいます。

既卒者という肩書きを持ってしまったが故に減ってしまった求人。その少ない求人案件の中から、自分に合った良い案件をさらに絞って探さなければなりません。

しかし、落ち込む必要はありません。内定を取ることに失敗した既卒者であれば、「内定を貰うことが出来なかった理由」を説明するのに四苦八苦するとは思いますが、怪我・病気などによる入院等の理由があればネガティブな印象にはなりません。

そして、この事が逆に、陰に隠れて見つけにくい優良企業に入社出来る、とても大きな機会にもなるのです。

新卒時の就職活動よりもライバルが圧倒的に少なく弱小

新卒時の就職活動では多数の優秀なライバル達と熾烈な「新卒枠争奪戦」をしなければなりませんが、既卒者が行う就職活動であれば、格段に競争率は下がり、就活ライバルも意識や能力レベルの低い人が多くなります。

なぜなら、既卒者になってしまう学生の中には、就職活動をギリギリまでさぼっていた人や、コミュニケーション能力が著しく低い人、そもそも就職したいのか別の何かを始めたいのか分らない人など、訳ありな学生である事が多いようです。

したがって、それらのネガティブな要素がない人は、それだけで他のライバルに差をつけることが出来ます。

既卒者は、まだ自己 PR 出来るような華々しい実績や経歴を持ち合わせていないので、新卒者同様、将来性や向上心、仕事に対しての意欲や情熱などを見られます。

そのため、「内定が無く既卒になった理由」という部分において、他のライバル既卒者よりも、優位性のある立場にいると考えられます。

隠れた優良ホワイト中小企業に出会えることもある

専門的でニッチ、先鋭的な分野でシェアを取っている業界内で有名なメーカーや、大企業とのパイプを持ち、巨大な取引相手との関係を築いている中小企業などは、それほど新卒採用に固辞していないことが多いです。

理由は、自社のホームページなどで新卒採用の募集をかけても、知名度不足から検索して見られる事もなく、かといってリクナビなどの就職サイトなどに募集を出してしまうと、逆に多すぎる学生が一気に押し寄せてきて、対応が出来なくなってしまうからです。

そのため、既卒者や第二新卒者も採用しますし、ハローワークなどを利用して人材をピックアップする事も多くあります。

日本の多くの中小企業は、後継者不足や高年齢化が進んでいて、未経験でも年齢の若い人材を欲しがる傾向があるので、新卒時の就職活動では全く候補に挙がることのない優良なホワイト企業の求人と出会うチャンスがあります。

既卒者という不利な立場であっても、そのような隠れたホワイト企業をピンポイントで狙いにいきましょう。

派遣やアルバイトで「若さ」を浪費するぐらいならハローワークへ行きましょう

どうしても既卒者になると、就職活動がうまくいかず長期化してしまったり、気持ち的にも焦ったり落ち込んだりしてしまいます。

その結果、採用ハードルの低い派遣やアルバイトで就職活動費や生活費を稼いでしまい、その間、若さと時間を失っていることに気付きつつも、ズルズルと底なし沼から出られない、というループに嵌まってしまう事が多いです。

しかし、就職市場全体において既卒者が持つ優位性の一つは「若さ」なのです。派遣やアルバイトなどの非正規雇用で時間を浪費するよりも、「若さ」というパワーを持っているうちに、自分に合ったホワイト企業を見つけて入社しましょう。

既卒者が行う就活の活動拠点は、ハローワークでいいと思います。

ハローワークは無料で求人掲載ができるので、ブラック企業の求人も多くありますが、同様にホワイト企業の求人掲載も少なくありません。

ハローワークに出されている求人は、面接して良い人材が見つかれば採用してすぐに終了、といった側面もあるので、できるだけ多くの求人案件に目を通すようにしましょう。

怪我や病気入院、その他タイミングの悪い不幸なことが重なって「既卒者」の肩書きを背負ってしまっても、焦りすぎたり、落ち込んだりする必要はありません。

マイナス面ばかりに気を奪われるのではなく、多くの人が気づいていない隠れた優良ホワイト中小企業に入社出来るチャンスだと考えて、ポジティブに就職活動を行っていきましょう。

第二新卒者専用のプロの転職エージェントを活用しよう

思いがけない不慮の事故などで入院し、「既卒」という肩書きになってしまっても、現在の20代の若者は売り手市場なので、学校卒業から3年以内であれば「第二新卒者枠」として求人応募することは可能です。

第二新卒者や20代をメインとした若年層の就職・転職の支援サービス「ハタラクティブ」であれば、第二新卒や20代の人材を積極的に採用してくれる求人案件が多数存在しているので、ほとんど新卒者と遜色ない条件で就職・転職を行うことが可能です。

就職・転職活動に不慣れであっても、各種書類(履歴書・エントリーシートなど)の上手な書き方や、面接時での効果的な立ち居振る舞いなど、プロの転職エージェントが責任をもって、しかも無料でキッチリとバックアップしてくれるので、1人孤独に就職・転職活動を頑張るよりも、効率的に進めていくことが可能です。

ハローワークに出向いて優良案件を探そうとしても、巡り合わせのタイミングによっては、優良求人に出会えない可能性があります。

選択肢の幅を広げるためにも、ハローワーク以外に第二新卒者や20代をメインとしたプロの転職エージェントを利用して就職・転職活動を行っていきましょう。

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既卒、フリーター、第二新卒の就職・転職なら!「ハタラクティブ」


大手のサイトであるリクナビなどは、とても多くの求人案件を抱えていますが、その分、ブラック企業も中に紛れ込んでいる事が多々あります。

既卒・フリータ-・第二新卒という肩書きだからこそ、就職・転職で失敗しないよう、プロの転職エージェントから有用なアドバイスと強力サポートを受けて、効果的な就職・転職活動を行っていくようにしましょう。

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