ベンチャーホワイト企業への転職はフロンティアスピリットとやり甲斐を感じられる

起業したばかりのベンチャー企業で、まだ従業員が数人しかいない、などと聞くと、すぐ倒産して夜逃げでもするんじゃないか?ブラック企業ばりの激務なんじゃないか?と戸惑ってしまう事もあると思います。

実際、起業したてのベンチャー企業は、資金が潤沢にある大企業のように、経済的な体力があるわけではないので、少数精鋭の社員、個々人が経営者のように責任を背負っています。

日々の見えない重圧もさることながら、働く時間や日数も必然的に多くなってくるので、端から見たらブラック企業のように見えてしまいます。

しかし、ベンチャー企業の中にもホワイト企業のような働き方をしている会社はないのでしょうか?確かに、時代の最先端を走るベンチャー企業は、ほんの数年後に資金がショートし、立ち行かなくなって倒産してしまい、何も残さず消滅してしまうという事が多々あります。

ですが、ベンチャー企業というフレーズを聞くだけで「ブラックの代名詞」「超絶激務」と最初から選択肢から除外してしまうと、とても大きなチャンスを逃す事になってしまうかもしれません。ベンチャー企業においてホワイトな働き方というのは、一体どういうものなのか考えていきましょう。

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起業メンバーやチームが目指す方向が同じ

いわゆる大企業病と呼ばれる症状の一つに、従業員や各部署が進みたい方向と、経営幹部層の思惑にギャップがあり、自由闊達に動けないというものがあります。

この症状は、組織の規模が大きくなればなるほど顕著で、権力争いや派閥間の衝突が頻繁に起きてしまう、大企業の弱点になります。

その点で言うと、組織が身軽なベンチャー企業だと、同じ志や理念を共有できなければ、最初から会社に採用する事もありませんし、応募してくる側も入社したいと思わないでしょう。

つまり、少数精鋭なので、法人組織というよりはチームという感覚であり、リーダーと実行チームの距離が近く、比較的チームの皆に発言権があるという所がベンチャー企業の楽しいところです。

趣味仲間と一緒に時間を過ごすのが楽しいように、進むべき方向が同じである仲間と共に、目標に向かって一致団結して動くのは、時間の感覚を忘れるほど楽しい事でしょう。

私も大手企業で働いていた時は、組織の窮屈さを感じる事が多くありましたが、ベンチャー企業で働いていた時は、学生時代の文化祭の企画をしていた時のような楽しい感覚を覚えました。

あの頃の感覚を、社会に出てからも感じる事ができる機会は、皆さんも、なかなか無いのではないでしょうか?

大手企業の従業員や公務員などは、仕事はお金を稼ぐための手段と割り切っている人が多く、働くことが退屈であったり、時には苦痛を感じたりしている人も多くいました。

確かに、多くの人にとって仕事というものは退屈なものでしょうし、それを否定はしませんが、あのワクワク感・高揚感を仕事で味わう事が出来ないのは、少し寂しい事だとも思います。

一般的に言われるホワイト企業というと、給与など、労働条件などの方を思い浮かべがちですが、ベンチャーのホワイト企業というのは、人間や仲間の魅力、喜びや達成感の共有なのかもしれません。

ブラック企業に利用されたフレーズ「自己実現」「やり甲斐」「本当の仲間」

今となっては、求人情報に、やり甲斐や自己実現、または本当の仲間・夢などのフレーズを使ってしまうと、どこか胡散臭い「やりがい搾取」というブラック色の印象が、強く出てしまいます。

それは、過酷な働き方を従業員に課している、ブラック企業のエセ経営者達が、やり甲斐や自己実現、夢や仲間などをエサにして、サービス残業などの違法労働を強制してきたからです。

カルト宗教の教祖のように、耳心地の良い綺麗事(戯言)でマインドコントロールして、違法でブラックな労働環境を正当化してきたのが大きな理由です。

でも、本当に「目標を共有している仲間」の存在が有り、実現したい「夢」を持っていて、「自己実現ができる」会社であったら、そこは、最高の職場(楽園)といえます。

一番の問題は、この国の教育制度が前時代的であり、保守的かつ安定志向が強く、ベンチャー企業の不安定さを危惧する人がとても多いという事です。

欧米諸国、特にアメリカと比べて、日本人の起業率が極端に低いのは、日本の教育をまともに受けた人ほど、保守的かつ安定的・官僚的な思考回路が出来てしまい、総合的にリスクの低い大企業に入ってしまう、日本人的仕事感があるからです。

ベンチャー企業への就職・転職も視野に入れよう

別に、日本人はもっと起業すべきだ!とか、ベンチャー企業の方が絶対に良い!と言っているわけではありません。

転職を考えている時に、ベンチャーと耳にするだけで「先が見えないから無理」「超絶激務のブラック会社でしょ?」という印象を持ち、最初から選択肢にも入らないのは、広く存在するチャンスの幅を狭めているのではないかと思います。

新卒の学生達のみならず、20代~30代の求職者も同様で、あまりに、リスク回避的な人が多い印象です。

リスクを取り続け、チャレンジし続けるベンチャー企業での職務経験は、転職した時でも絶対に活かすことが出来ます。

そして何より、同じ夢や希望を抱いた仲間達と一緒に働けたのであれば、それは、退屈で抑圧的な会社で、安心と平凡な給与と引き換えに好きでもない仕事を鬱々とこなしていた時よりも、何倍・何十倍も価値があるものだと思います。

変に、言葉だけに惑わされず、そして、決して思考停止には陥らず、自分の人生の選択を、自分の感性と論理を働かせ、確かめてから行って欲しいと思います。

もし転職に不安感を抱いているのであれば、プロのエージェントに相談してみるのもいいと思います。下記に信頼できる転職エージェントを載せておきます。参考になさって下さい。

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