履歴書＆面接のどちらにおいても志望動機の内容はとても重要で、退職理由と同じくらい、転職において非常に大事な項目になってきます。
しかし、自分の将来のキャリアイメージと、退職理由の辻褄を合わせ、志望動機の統一性を考えて書くのも簡単ではないので、多くの人は苦戦しているようです。
志望動機の作成を適当にしてはいけません。志望動機が明確でなければ履歴書を書いて送付することもできませんし、採用の面接に挑んでも面接官から過小評価され、ネガティブな印象を与えてしまいます。
大事な項目ほど逃げずに真正面から取り組んで考えなければいけませんが、それでも、いい志望動機が思いつかないし、考えるのも億劫だ…という方。
そういう時は、場所や空間を変え、一度、外に出て頭を切り替えてみましょう。
家の中で壁に向かってウンウンと考えているよりも、喫茶店やカフェなどに行き、もう一度、志望動機を考えてみましょう。
空間や場所を変えてスイッチを切り替え、より良いアイデアや発想を生み出す、という行動はクリエイターやアーティスト系の仕事の人がよくやる手法で、それにはたくさんのメリットがあります。
場所や空間を変えることによってヒラメキや発想を生み出そう
おしゃれなカフェや個人経営の喫茶店などに入ると、まず最初に感じるのが程よい環境音です。店員さんの接客の声や、お客さんの会話など、家の中とは違って雑音に包まれます。
このような雑音に囲まれた環境下だと、集中力を阻害されるのではないか？と考えがちですが、実際、人は音が全くない静かすぎる環境の方が逆に集中力が落ちてしまうこともあります。
特に、部屋の中は趣味のものや好きなものに囲まれていて、脳が勝手にリラックススペースと捉えているので、発想や思考スピードが鈍感になりがちです。
別空間に移動することで思考回路が強制的に働きだし、志望動機の作成などもしやすくなります。
また、なかなか志望動機が出てこないのは、考えが凝り固まっていたり、偏ったこだわりを持ちすぎているという事があります。
喫茶店やカフェなどの程よい環境音に包まれながら、リラックスして自分を見つめましょう。ゆったりとした気分で考えを巡らせていると、自然に別の方向からの発想が沸いてくると思います。
喫茶店・カフェは安い値段で邪魔もされず長時間いられるので集中もしやすい
お客さんが多い忙しい時間帯は別として、平日であれば昼の2時～4時くらいは比較的、人も少なく、パソコンをしたり本を読んだり履歴書を作成したりするのに良い時間帯です。
やはり家の中というのは、リラックスしすぎてダラダラしてまったり、集中力も散漫になりがちです。ちょっとの休憩のつもりが、何時間も面白いサイトや動画を見てしまったりして、転職のことさえ後回しにしてしまいがちです。
人のいる喫茶店・カフェに場所を移動すれば、そのような重要ではない余計な情報を見ることは控えますし、すぐに手を付けなければならないタスクや、志望動機の作成に集中することが可能です。
経済的にも、コーヒーやドリンクバーなどであれば200～400円程度なので、コストパフォーマンスの観点から見ても、安く場所を借りれるので、ゆったりとした気分で志望動機を作ることができます。
志望動機を作成する時は自分が働いている将来像を想像しよう
志望動機を書く時は、希望の業界、入りたい会社で勤務している将来の自分を想像しながらでないと書くことはできません。
逆に、自分が転職先の企業で1年後や3年後にどうなっていたいのか？などを具体化させるだけで、志望動機を書くことができます。
具体的なキャリアビジョンを想像するだけですから、無意味な情報をインプットする必要はありません。
情報が足りていない場合は、ネットや本から企業情報・業界動向などをリサーチする必要もありますが、自分の考えをアウトプットする時には、できるだけ取り込む情報は少なくした方が良いでしょう。
小説家やデザイナーなども、ひらめきやアイデアが降りてこない場合、喫茶店・カフェやファミレスなどを利用して創作的な活動を行っているようです。やはり1人孤独に思考を巡らしていると、考えが煮詰まってしまうという事もあると思います。
もし、志望動機の作成や、気分が滅入ってきた時などには、皆さんも気持ちをリフレッシュさせるために、カフェなどを利用してみると新しい発想やひらめきが見えてくるかもしれませんよ。
もし、転職活動に不安を感じていたり、転職情報の不足を感じていれば、転職エージェントの活用をおすすめします。あなたを支える力強いサポーターになってくれますよ。
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