興味があまりない業界への志望動機の持ち方と書き方とは?自分の足を使って集めた情報こそ価値がある! | 大人の転職応援団

興味があまりない業界への志望動機の持ち方と書き方とは?自分の足を使って集めた情報こそ価値がある!

興味があまりない業界への志望動機の持ち方と書き方とは?自分の足を使って集めた情報こそ価値がある!

「絶対にゴム製造会社に就職するぞ!」と考えている人はかなり稀だと思います。

理系出身の人であれば分かりますが、文系人間からすると全くゴムなどの素材関係とは無縁で、イメージするのも車のタイヤか、輪ゴム程度しか出てこないでしょう。

しかし、実際は私達の身の回りや生活の中で非常に多く使用されていて、とても大事な素材として生活を支えてくれています。

例えば、段差があるところを移動する時に使われる、この車椅子用のスロープもゴム素材です。

By:健都のケアリフォーム

住友ゴム工業が技術開発した製品で「ダンスロープライトスリム」がありますが、これは、今までのスロープを改良してさらなる軽量化に成功し、肉体労働の側面もある介護業界での使用が見込まれています。

そのほかにも、イメージしやすいところで言うと、テニスのコートにも使用されています。オムニコートといってこれも住友ゴム工業が開発したもので、スポーツの競技場で使われる人工芝も同じです。

身の回りの生活用品だけでなく、スポーツ関連のものにまで多く使用されていて、私達の生活やスポーツ・医療関係にまで恩恵を与えてくれているのがゴム業界なのです。

スポンサーリンク

ゴム業界の売上規模企業ランキング

ゴム業界で大手といわれる会社は限られています。売り上げ規模を表わした企業ランキングが下記になります。

ゴム業界売上規模企業ランキング

1位:ブリヂストン
2位:住友ゴム工業
3位:横浜ゴム
4位:住友理工
5位:東洋ゴム工業
6位:バンドー化学
7位:西川ゴム工業
8位:オカモト
9位:鬼怒川ゴム工業
10位:フコク

ブリヂストンという会社は、車好きでなくても知っている方は多いと思います。高性能タイヤで有名な会社です。オカモトはコンドームを作っている会社ですね。トップテン内にランクインしているのが凄いですね。

このように、ゴム業界が生み出す製品は、高性能タイヤから生活用品まで、色々なカテゴリ-で活躍しています。

皆さんが居住している住宅にも、ゴム素材を活用した耐震用ダンパーが使われています。地震が起こった時に、ゴムが揺れを軽減させて居住者の安全を守ってくれています。

各企業が作るこれらのゴム製品の詳細は WEB サイト、及び展示会などで見ることができます。下記に住友ゴム工業の製品が載っている URL を記載しておきます。

住友ゴム工業ー事業・商品情報

WEB サイトを閲覧して、製品などに関心が出たら、就職活動で応募したい会社の候補に入れておきましょう。しかし、 WEB サイトを軽く閲覧しただけで、簡単に志望動機を書くことは難しいと思います。

ゴム素材や基礎素材などに関して、やはり文系は理系よりも知識がありません。そうなると、会社志望の際には、知識とは別の動機付けがなければなりません。

展示会に出向き製品を実際に見学する

志望動機が弱い人は、ウェブサイトを一通り閲覧しただけで会社面接に向かってしまいます。当然、面接官に志望動機や熱意が弱いことを見抜かれ、不採用になってしまいます。

就活を有利に進める一つの手段として、各企業が集まる展示会などを見学に行くのも良いと思います。東京ビックサイト・展示会・住友ゴム工業、などの検索ワードで調べて情報を集めていきましょう。

展示会に足を運ぶと、色々な企業の製品を見ることができます。しかし、ぼんやり見て回っているだけでは製品の本質を理解することはできません。

企業の担当者に、製品の良い部分や特徴などを質問し、答えを書き残しておきましょう。

その時、この製品のどのようなところが良いと思ったのかなどを、箇条書きでもいいので記録しておき、後で、会社の志望動機の内容に落とし込んでいけばいいと思います。

素材や製品をどのように生活に役立てるかは、見る角度によって捉え方は変わってくることがあります。自分自身の見方を付け加えて志望動機を書けば、採用官にやる気と熱意が伝わり採用される可能性も高くなると思います。

自分の足を使って集めた情報こそがライバルとの差になる

文系タイプの人間はマニアックな工業製品にほとんど関心を持っていないかもしれません。関心どころか、そもそも、そんな製品や会社自体知らないという事もあるでしょう。

しかし、会社のブランドネームや年収、福利厚生の良さなどの志望動機を書いても採用される事はありません。まずは、展示会などに足を運んでみて、実際の製品を目で見て、手で触れて確認することが大事です。

そこまでしても全く興味が湧いてこなければ、応募したい企業の候補から除外すればいいですし、もし興味が湧いてきたら、その業界や会社についてリサーチしていきましょう。

自分で足を運んで確認した生の情報と、それらのリサーチ情報をもとに考えた志望動機は完全なオリジナルなものになります。自分の目や手で吸収した情報こそが、ライバルたちとの明確な差別化になるのです。

ライバルとの差をつけるためにも、あまり思い悩まず、行動は早くとった方が良いでしょう。情報収集のスピードと質こそが就職活動で勝ち抜いていく秘訣なのです。

各企業の採用情報などを知りたければ、エージェントの力を借りるのもいいと思います。下記に詳細を書いておきます。参考にどうぞ。

[dfads params=’groups=4&limit=1′]

スポンサーリンク
スポンサーリンク

自分に合った会社で働ける人を、一人でも増やすためにシェアする